2017/12/18
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鍼灸治療院てみんな同じじゃないんですよ。 |
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新潟市北区の女性鍼灸師コラットはりきゅう治療院の佐藤尚子です。 鍼灸治療というのは、新潟県ではごくマイナーで鍼灸をしたことがある人というのは少ないので、ほとんどの方が鍼灸については知らない事だらけという状態かと思います。 西洋式に鍼灸をしている所、中国鍼をしているところ、経絡治療をしている所、いろいろな所があります。 そしてその中でも流派といいますか、また細かく分かれていまして、それぞれ違うやり方をしています。 どこの流派にも属さないでご自分だけでやられていらっしゃる方も多いかと思います。 一般の方はそんなマイナーなことは知らないので、ほとんどの方ががテレビで見た映像のイメージだったりを思い浮かべたりするわけなのですが…。 当院では、ほとんど刺さない接触鍼という感じの治療です。 気の調整をして自然治癒力を高める治療をしております。 鍼を使う数も使い捨ての物に関しては2本です。 ただし、かなり高価な鍼を使い捨てしちゃっていますが。 問診をして、脈を診て、お腹を診たり、全身の状態を見させて頂いて証というものを立て治療をしていくわけなのですが、一人一人お体は違うので使うツボも違いますし、治療の時間というものも変わってきます。 何分コースという治療ではなくて、私の判断で治療は終わるわけであります。 私の治療は大体20分~40分程度です。 1時間はやらないんです。 それがですね、このご時世エステやらリラクゼーションやら整体やらが多いわけでして、それにどっぷりつかっていた方というのは、それらの影響を物凄く受けているわけなんです。 治療の量はたくさんすれば良いというものではないということは、ホームページでも説明してありますし、口頭でも説明するのですが納得していただけないんです。 頭で理解しても、気持ちの上で納得して頂けないと言った方が正しいかもしれません。 リラクゼーションや整体のように時間制でたくさんしてもらえなかった事に不満が残ってしまわれるんです。 他の治療院ではたくさんの鍼を使って深く刺す方法をとられていらっしゃる所が多いのですが、そういう治療院で治療を受けたことがあって、深刺しされても痛くもないし、鍼あたりもしたことがないし、深く刺されてなんぼだと思われていらっしゃる方も、当院の治療に不満が残ってしまうかと思います。 前に行ったことがある治療院ではたくさんの鍼を使ってくれたと。 深く刺してくれて、鍼したぞーって感じがして良かったのにと。 鍼灸治療院はみんな同じではありません。 鍼灸師という資格があることは同じでも、鍼灸師それぞれに考えがあって、やりたい治療の方向性があったり、理念というものは違うと思います。 だから100人中100人がピタリとくる治療院というのは存在しないと思っております。 当院ではやっていない事を要求されたりして「○○に○○している治療院ありますよ。私その先生とは面識ないんですけれどね。」って言ったことがある位です。 おしゃれなカフェのような鍼灸治療院というのもあったりするので、そういうリラクゼーションというかエステでお姫様気分というか、そういうものを味わいたい方は当院は違うかなと思います。 豪華なソファや、チャアでカウンセリングをじっくりしてという方法をとられている治療院もあるかと思いますが、当院は違います。 お着替え終わったらすぐベッドで仰向けに寝てもらいますからね。 その状態で問診したり、脉診したり、腹診したり…。 この世の中いろいろな方がいらっしゃいます。 いろいろな考えがあり、いろいろなニーズがあり全てに答える事は不可能です。 治療院選びで困っていらっしゃる方がいらっしゃったら、私がアドバイスできることとしては 国家資格を持った施術者が治療をしていること。 保健所に開設届を提出している事。 その二つが最低限クリアできていたら、あとは行きたい所に行かれたらいいのではないのでしょうかとしかいいようがありません。 良い治療院、悪い治療院 患者様が気に入ればその方にとっては良い治療院ですよね。 もちろん当院も例外ではなく、何度も通ってくださって元気になられた患者様からしたら良い治療院なわけでありまして。 残念ながら何度も通うことなく、先ほどの例にあげたように何かしら満たされない思いが残った患者様からしたら当院は良い治療院とは言えませんよね? このブログをここまで読んでくださった方は、当院のことや私の考えが少しは伝わったかな(100%ではありませんが)とは思うのですが…。 人間、私もそうですが自分にとって有益な情報といいますか、都合のよい部分だけが記憶に残り後は忘れ去られるということが多々あります。 ホームページ見て来られた患者様も、隅から隅まで読まれる方というのはほとんどいらっしゃらないですし、見ても内容は忘れてしまわれます。 このご時世皆さんお忙しいですし、仕方がないのかもしれません。 それでも、お伝えできる事少しずつでも伝えていけたらなぁと思います。 |
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